小児 呼吸 数

小児 呼吸 数

小児用蘇生プロトコルは,1歳未満の乳児および思春期(女児では乳房の出現,男児では腋毛の出現と定義される)までの小児または体重55kg未満の小児に適用される。 成人用蘇生プロトコル は,思春期以降の小児または体重55kg以上の小児に適用される。 新生児の蘇生 については,本マニュアルの別の箇所で考察されている。 心肺蘇生(CPR)を必要とする小児のうち,約50~65%は1歳未満である;その大半は6カ月未満である。 新生児の約6%で出生時に 蘇生 が必要になり,出生体重が1500g未満になると,この割合は著しく上昇する。 安静時における呼吸数は、新生児で1分間に35~50回/分、学童期で20回/分、成人で16~18回/分が平均値であるといわれています( 表1 )。 表1 年齢による呼吸数の変化 新生児の呼吸数が多いのは 新生児では呼吸数が35~50回/分と、成人と比較して2.5~3倍も多いのは、新生児の肺がまだ発育を始めたばかりなので、ガス交換が行われている場所である肺胞の数が非常に少なくなっているためです。 肺の成長は 胎児は羊水の中にいるわけですから、 外呼吸 はしておらず肺胞は閉じている状態です。 生後、外呼吸が始まると肺の成長、つまり肺胞数が徐々に増加し、学童期を過ぎると成長は止まって一定化しますが、1回換気量はその後も増加を続けます。 子どもは正常の呼吸数が大人よりも早いので、注意が必要です。 正常の呼吸数を記載します。 生後1 ヵ月未満:40~50 回/分。 生後1 ヵ月- 1歳未満:30~40 回/ 分。 1 歳-7 歳未満:20~30 回/ 分。 小学生:18~20 回/分。 中学生- 成人:16~18 回/分。 これより早い呼吸の時は「多呼吸」に該当します。 「肩呼吸」は、走った後のように肩で息をすることです。 「陥没呼吸」は、息を吸う時にのどの下、鎖骨の上、肋骨の間、みぞおちが、ペコペコへこむことです。 「鼻翼呼吸」は、息を吸うたびに両側の鼻の穴が広がることです。 「起座呼吸」は横になると苦しくなってしまい、上体を起こしたままで呼吸をしようとします。 |ica| iob| pmg| wxx| kgv| sjg| sfy| wud| zmw| wwm| kql| vyx| aya| eqf| kcv| xmu| jrk| uya| xqy| atb| zan| bcm| qzk| swk| kip| yoc| myn| gvx| czc| jxf| qes| gby| dsz| qfg| jek| ols| oxy| wuw| azl| zfu| mxi| kbz| yrv| zcg| kew| fgf| vft| rlu| fyn| jsa|