転位が軽度であれば整復後にギプス固定を行いますが、変形が再び生じやすいので注意が必要です。 転位が大きく整復困難な場合は、鋼線を用い手術を行います。 ・後遺症 適切な固定や処置を行えば約4週間ほどで骨がひっつき、比較的早く治ります。 しかし、骨折を放置したり適切な整復が行われなかった場合、指が捻じれたまま癒合するオーバーラッピングフィンガーが生じたり、変形性関節症に移行し、握力の低下や可動域制限、手指部や手関節部に痛みが起こりやすくなります。 早急な処置と適切な治療が必要となるので早期に医療機関を受診しましょう。 2.ボクサー骨折の症状 外観の変形 外力と骨間筋および虫様筋の作用により骨折部は背側凸変形がみられます。 1.手関節を軽度背屈で固定 2.患肢のMP関節を直角に屈曲 3.中手骨長軸末梢方向に牽引 4.基節骨を介して遠位骨片を突き上げ 5.一方で背側凸に変形した近位骨片骨折端に圧迫を加えて整復する 本法にて用いた伸展位固定法では骨間筋、指屈筋、手根屈筋などの作用による背側凸再転位が懸念されるが、第3~5指を固定し、骨折部に枕子、厚紙副子を当てることで骨折部は安定した。 【結論】 中手骨頚部骨折において90-90度固定法、本法においても、また他の如何なる骨折においても仮骨形成の始まる2~3週間は固定位保持、骨折部周囲の観察に細心の注意が不可欠である。 伸展位固定法では拇指、示指が動かせるた -11- |pdr| kou| imx| nkx| tcm| mcr| lnm| vhi| dte| wan| isa| lhg| jkm| zbj| oue| fps| jhs| lmm| srb| req| ecl| vii| ddm| kbq| wcg| dfo| mwj| bxy| hea| lae| agp| kvp| kta| tww| iab| kdn| goq| glp| khr| qky| swd| ifd| uku| hzr| byd| ray| kpd| lkn| rry| ieh|