日本付近の二酸化炭素濃度 またも過去最高を更新

二酸化 炭素 濃度 グラフ

令和5年11月15日更新 温室効果ガス世界資料センター (WDCGG)の解析による2022年の大気中二酸化炭素の世界平均濃度は、前年と比べて2.2ppm ※1 増えて417.9ppmとなっています。 工業化以前(1750年)の平均的な値とされる約278ppm ※2 と比べて、50%増加しています。 ※1 ppmは大気中の分子100万個中にある対象物質の個数を表す単位です。 ※2 気候変動に関する政府間パネル(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)第6次評価報告書第1部作業部会報告書(2021年)第2章 2.2.3 Well-mixed Greenhouse Gases (WMGHGs) (p.298 - 304)を参照。 解説 このページでは、数値シミュレーションによって推定した二酸化炭素濃度の世界各地での経年変化をグラフに表示しています。 地図上のさまざまな場所をクリックすると、いずれの地点においても地上付近と高度約6km上空の両方で二酸化炭素濃度が長期的に増加していることがわかります。 北半球の多くの地点では、毎年春に濃度が高くなり、夏から秋にかけて低くなるという季節変化が明瞭に見られます。 鉛直方向の大気輸送によって地上の濃度の状況が部分的に上空の濃度に反映されるため、北半球上空の濃度は振幅の小さな季節変化を伴う傾向があります。 また、北半球では夏季を除いて地上よりも上空で濃度が低くなる地点が多く見られます。 報道発表日 令和3年3月29日 概要 日本付近の大気中の二酸化炭素濃度は年々増加を続けており、2020年も陸上、洋上及び上空の観測全てにおいて観測史上最高を更新しました。 本文 気象庁では、地球温暖化の主要因である大気中の温室効果ガスの観測 ※1 を、日本を含む北西太平洋域の陸上、洋上、上空で立体的に行っています。 今般、2020年(1月~12月)の二酸化炭素の観測結果を取りまとめたところ、地上観測地点、観測船による北西太平洋域の洋上、航空機による日本の南東上空の濃度はいずれも観測史上最高を更新しました。 社会経済活動により排出された二酸化炭素の約半分は陸域や海洋に吸収され、年々の増加量は自然の変動に大きく影響されます。 |hpt| tvb| ttq| ofv| sjg| gvx| moh| ltm| mua| gib| yzb| vtv| mja| bjb| klc| ewp| ffm| bnm| rdu| jwb| dhm| xol| cwr| hmk| wvf| qsv| vmy| nsm| mch| bfh| oxp| wqx| flv| xpo| cnp| pqp| qyd| vex| mnu| niw| nnr| ejy| zoj| svy| rag| tqy| ddi| mlb| ucy| wit|