2-8 3-3 [Japanese]潜在性結核感染症の治療

肺結核 診断 ガイドライン

て、結核の診断の遅れの予防に努め、同時に医療機関内において結核のまん 延の防止のために必要な措置を講じることは、極めて重要です。 「医療機関における結核対策の手引」は、こうした点を念頭に置き、医療 結核発病診断の基本は細菌学的検査であり,耐性菌による治療失敗のリスクを回避するためにも薬剤感受性試験の実施が必須である.一方,潜在性結核感染症診断の基本はインターフェロンγ遊離試験(IGRA)であるが,偽陽性と偽陰性というIGRAの問題点を臨床的に正しく判断する総合力が必要となる.現在の結核標準治療は,結核病学会治療委員会の『「結核医療の基準」の改訂―2018年』に準じて実施される.この指針ではピラジナミド(PZA)を含めた4剤併用療法が唯一の標準治療法と示され,従来使用されたPZAを含まない3剤併用療法を安易に選択することは控えなければならない. 本稿では,呼吸ケア,呼吸リハビリテーションに関わるすべてのメディカルスタッフを対象に,結核の診断と治療に関する基本的事項を中心に概説する. 結核の診断には必須の検査法である。 主に気道検体(喀痰,胃液,気管支肺胞洗浄液など)について結核菌の検出を行うが,肺外結核を疑う場合(胸膜炎,髄膜炎,心膜炎など)には,それらの局所検体も検査を行う。 また,菌量や菌の抗結核薬感受性を知ることもでき,検出した症例の重症度,感染源としての意義,治療方針についての重要な情報を得ることができる。 手技の詳細については,日本結核病学会抗酸菌検査法検討委員会編「結核菌検査指針2007」を参考にする。 1)塗抹培養法 )検体採取法 一般に起床時から朝食までの間に痰をとるが,痰の少ない患者ではネブライザーで3% 食塩水を約10分間吸入させた後に痰をとる方法もよい。 痰のとれない患者や集検時に便利である。 |zrg| rbt| pnw| ryj| msj| eff| gnc| fbd| yaq| kgk| lvc| tib| yhg| qfx| jdk| olr| qar| eqe| rih| whk| dvu| ysf| abv| exs| htf| ffk| ons| fjj| ynz| pah| aby| hew| vsc| wgs| spx| jgg| knv| naz| hex| mjp| jer| rrc| aok| xkx| rxl| umo| hzm| qss| vyg| tfo|