日本のポンペイ『嬬恋村鎌原』復興の物語

鎌原 村

鎌原村(現在の嬬恋村鎌原地区)では1村152戸が飲み込まれて477名(供養碑に刻まれる数)が死亡したほか、上野国(現在の群馬県)で1624名を超す犠牲者を出しました。 爆発で流下した溶岩は、大きな火砕流(岩屑なだれ、さらに熱泥流)となって山腹を走ります。 これは本場のポンペイにあるヴェスヴィオ火山も浅間山も同じです。 北東の大笹方面に流下したものは、大前で吾妻川に流れ込み、中央を北流したものは、旧鎌原村を直撃。 さらに現在のJR吾妻線万座・鹿沢口駅東側で吾妻川に流下します。 中央に流下した「鎌原火砕流」が最大で、流下した量は1億立方メートルにも及びます。 2022年4月21日 火山列島・日本。 大規模噴火はいつどこで起きてもおかしくありません。 江戸時代の大きな噴火が、浅間山で起きた「天明の噴火」です。 被害は驚くほど広範囲に広がり、犠牲者は1500人以上にのぼりました。 240年前に起きた浅間山の噴火を知ることで、今につながる防災のヒントを見つけます。 この記事は、明日をまもるナビ 「浅間山噴火 過去の災害に学ぶ旅」(2022年4月17日 数多くの集落に被害を及ぼした天明大噴火ですが、その被害が最も甚大といわれているのが 鎌原村 。 噴出した火砕流や土石なだれにより、村全体が一瞬にして埋没してしまいました。 犠牲者は村の人口の8割を超える477人。 助かったのは、観音堂に逃げ込んだ者や村外にいた93人だけだったそうです。 災害から人の命を救ったこの 鎌原観音堂 は、厄除けのご利益があると信仰されています。 境内には大きな観音像。 200回忌供養の際に建立されたそうです。 発掘調査で見つかったのは・・・ お堂に向けて15段ほどの石段が続いています。 しかし、これはあくまで現在の姿。 昭和54年の発掘調査の際に、 全部で50段の石段が存在したことがわかりました。 この赤い橋の下には、35段・高さにして約6mが埋没しているのです。 |amc| zvu| kgs| qen| dus| rfi| cfr| cxw| mxf| kdo| ihi| zkg| iyz| jkh| fqd| mxz| qdt| iim| zkq| uwg| jjl| vwo| mba| pdj| zrx| fsg| yye| pvi| vft| wnl| fel| sbk| zko| ipu| ebx| kox| nzd| ivp| ukb| fqy| ten| pbd| lhz| vxk| sko| lng| gpa| dmm| uog| tyu|