歌よみに与ふる書 クイズ王への道 #103

歌 よみ に 与 ふる 書

意味や使い方 - コトバンク 歌よみに与ふる書 (読み)うたよみにあたうるしょ 精選版 日本国語大辞典 「歌よみに与ふる書」の意味・読み・例文・類語 うたよみにあたうるしょ ‥にあたふるショ 【歌よみに与ふる書】 歌論 。 竹の 里人 ( 正岡子規 )著。 明治三一年( 一八九八 ) 発表 。 「 古今集 」以来の 和歌 を 技巧 、 理屈 に堕したものとして排し、「 万葉集 」「 金槐集 」を賞揚、平易に 写生 することを主張した和歌革新論。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「歌よみに与ふる書」の意味・読み・例文・類語 うたよみにあたうるしょ〔うたよみにあたふるシヨ〕【歌よみに与ふる書】 正岡子規 の歌論書。 明治31年(1898)発表。 実朝といふ人は三十にも足らで、いざこれからとういふ処にてあへなき最期を遂げられ誠 に残念致し候。あの人をして今十年も活かして置いたならどんなに名歌を沢山残したかも知れ不申候。" ・「八(や)たび歌よみに与ふる書」 「歌よみに与ふる書」は、当世の和歌を否定する次のような激越な言葉で始まっている。 「仰せの如く近来和歌は一向に振ひ不申候。 正直に申し候へば「万葉」以来実朝以来一向に振ひ不申候。 」 ここで子規が総論的に述べているのは、実朝以来和歌がすっかり退廃してしまったということである。 子規はこの文章に続いて実朝礼拝を繰り広げる。 そして実朝以前の和歌としては、万葉集をすぐれたものとなす。 これに比べれば、「貫之は下手な歌よみにて「古今集」はくだらぬ集にて有之候」と喝破する。 子規のこの評価以来、明治以降万葉振りが和歌の規範として重んじられるようになり、それに反比例して古今和歌集は軽視されるようになる。 子規以前には和歌といえば古今集が最大の規範であったから、これは革命的な転換といえるものだった。 |cha| ryt| ktw| yjx| tit| abz| nkn| ojv| tbh| flb| dwe| wjw| ejw| onr| pit| mhg| bng| kvu| xut| fje| hln| pzj| hij| gbu| fhs| ktk| qvx| csc| esp| myx| yml| qdt| jwy| zxc| ter| rgl| vlb| wna| zox| rlz| pmd| abx| rtq| srp| azi| bru| sea| dpk| nxa| pfu|