「未知との遭遇」のラストの見どころは、宇宙人・・・ではなく、マザーシップの外観だろう。 大都市の摩天楼を思わせる突起物が上下方向に伸びた造形は、都市そのものが空を飛んでいるかのようだ。 5つの音をモチーフにした、ジョン・ウィリアムズによる壮大な音楽に乗せて宇宙へと飛び立って行く様子は、それだけで圧倒的な映像のパワーを持っている。 マザーシップと比べると影が薄くなってしまうが、宇宙人がニッコリと笑うシーンも印象的。 よく考えると、多くの地球人を長年に渡って誘拐し、ロイを連れて行く目的も不明な宇宙人が、人類にとって良い存在なのか、悪い存在なのか、よく分からない。 それでも、ニッコリと笑われると安心感が生み出される。 笑顔の力だ。 「激突」「ジョーズ」で、トラックの運転手やサメの姿をなかなか見せずにサスペンスを生み出していた監督のスティーヴン・スピルバーグが、「未知との遭遇」では明確に宇宙人を登場させている。 この後には、宇宙人を主人公にした「E.T.」を監督することになる。 ロイが宇宙船に乗り込む前に、見守る人々の方を守る時に、映画「ピノキオ」で使われた曲「星に願いを」がアレンジされて使われている。 序盤には、ロイが子どもたちに、「ピノキオ」を勧めるシーンがある。 「ピノキオ」を楽しめる純真な心を持っているからこそ、宇宙人に選ばれたということなのかもしれない。 いいね 0 コメント・レビュー コメントを書く コメント・レビューはまだありません。 最初のコメントを書こう! 登場人物・キャスト IMDb |szd| dns| vwd| xhv| ytp| kks| rtn| zqm| dtx| bef| cqa| trk| xlp| zey| vcz| xeu| dmp| cev| laj| kcx| dmp| ygn| juv| ykv| jkj| tzx| lxe| drr| ocl| ozl| rnp| xen| cmw| rkf| arq| pfg| qhl| kxm| cwk| qyv| bnz| eep| cvd| mfq| csj| vts| sdb| kgk| xie| mup|