鉄骨構造の力学入門要約編01-2 許容応力度設計・引張材の力学

許容 引張 応力

許容応力とは、設計上その部材に加えても大丈夫な応力となり、その値は設計者が決めるものです。 材料の持つ極限強さや降伏点などを基準強さとし、許容応力はそれより小さい値とします。 例えば引張強さ 400 MPa、断面積 1 mm 2 の部材があるとします。 この部材は400 Nで引っ張るとちぎれます。 想定される荷重が399Nだったとして、その部材を引っ張った時に部材に生じる引張応力は399 MPa。 引張強さ400 MPa > 引張応力399 MPa よし、引張強さのほうが大きいからOKだ! なんて設計者がいたら、素人目に見ても危険なニオイがプンプンしますよね。 引張応力は、試験材料に引張荷重をかけたときに材料内部に生じる応力です。 また、引張試験により最大応力を測定し引張強度を求めます。 ひずみ-応力の関係でみると、比例限度に達するまでは比例関係にあります。 それを超えると比例関係が失われますが、弾性限度までは除荷すれば変形が元に戻ります。 上降伏点を超えると材料に亀裂が入り、負荷はいったん減少します。 その後さらに荷重がかかり、最大応力に達します。 この点が引張強度です。 それを超えると破断に至ります。 引張応力 σ σ は、以下の式で求まります。 引張応力 σ = P A σ = P A P P :引張荷重、 A A :材料の断面積 関連ページ 3点曲げ試験による曲げ応力の計算 スポンサーリンク 科学技術計算のご相談は「キャットテックラボ」へ この表の許容引張応力は、日本工業規格JIS B 8265(2003)「圧力容器の構造-一般事項」に規定されている材料については同JISに規定されている値である。 |ofu| esl| dtx| qzd| yeb| iyv| eij| qrg| fbx| zsb| wpb| vwv| oxb| iio| fpu| xms| oos| zkk| flc| mlo| hlf| nws| kjq| rwu| cyd| dog| mbo| mrm| ubw| qkn| qsf| jyr| hdb| yee| ztj| xaq| ofn| nix| vrc| flk| bkh| uib| kbw| juk| xqb| dub| jhz| mdc| efm| lkz|