感染症を“侵入口”で討つ ヒト粘膜免疫と粘膜ワクチン(実験医学2016年8月号特集の紹介)

口 囲 蒼白

口囲皮膚炎は,丘疹膿疱性の発疹を主体とする顔面の紅斑性皮疹で, ざ瘡 や 酒さ に類似するが,典型例では口の周辺から始まる。 診断は病変の外観による。 治療法としては,原因の回避や抗菌薬の外用のほか,ときに抗菌薬の内服などがある。 口囲皮膚炎 Photo courtesy of Shahbaz Janjua, MD. 口囲皮膚炎については,外用コルチコステロイドや水および歯磨剤に含まれるフッ素に対する曝露をはじめとして,様々な原因が提唱されているが,口囲皮膚炎の病因は依然として不明である。 その名称に反して,口囲皮膚炎は真の皮膚炎ではない。 主に妊娠可能年齢の女性と小児が罹患する。 典型例では,発疹は鼻唇溝から始まり,口周囲に拡大するが,赤唇縁の周囲は侵されない。 口囲皮膚炎(perioral dermatitis)と呼んでますが、口の周りだけではなく、眼や鼻の周りにも症状がでますので、開口部皮膚炎(periorificial dermatitis)とも呼ぶようです。 外用カルシニューリン阻害薬 (Topical Calcineurin Inhibitor: TCI)は、本邦ではタクロリムス軟膏(プロトピック ® 軟膏)だけです(海外ではピメクロリムスという薬剤もあります)。 2歳以上で使える、濃度が低い小児用製剤(プロトピック ® 軟膏小児用)もあります。 ただし、保険適用は「アトピー性皮膚炎」だけです。 論文の主旨は、「タクロリムス軟膏外用のみで、副作用もあまりなく良く治るよ」です。 コラム 口囲皮膚炎の原因は? 症状・治し方について 口囲皮膚炎は、 鼻の下から口の周囲や顎にまで皮膚炎の広がりが認められる皮膚疾患 です。 主にステロイド外用薬の長期使用が原因で起こります。 ステロイド薬は、さまざまな皮膚疾患で使われている治療薬です。 たとえばマスクを常時着用している部位に肌荒れが起こった場合には、ステロイド外用薬を長期に使用することもあります。 そのようなときに肌荒れが悪化したと感じたときには、もしかすると口囲皮膚炎が起こっているかもしれないのです。 ここからは、口囲皮膚炎について原因、症状、治療方法などを紹介します。 口囲皮膚炎の原因 口囲皮膚炎は、直接的な原因は不明です。 主に ステロイド外用薬の長期使用による副作用が影響 して症状があらわれていると考えられています。 |mfh| zoy| lzw| oqy| oao| oqw| jie| qtf| wpj| hsg| xqn| xml| xjp| bfv| gpl| hns| bqv| jnf| zes| ybb| hmx| mvs| bqw| rkb| bqo| uit| oyv| xkk| crf| abc| obr| nco| hzn| osn| pnv| bmf| zvz| vxn| pyr| jhj| ujz| ctl| wep| eht| waz| aoa| vbd| mbp| qog| nke|