朗読平家物語007祇王(ぎおう)中

仏 御前 祇 王

仏間にある仏壇には、本尊大日如来、祇王、祇女、母刀自、仏御前と平清盛の木像が安置されています。 祇王、祇女の像は鎌倉末期の作で、作者は不詳ですが目が水晶で鎌倉時代の特徴をよく表しています。 季節ごとに彩りを変える吉野窓 草庵の控えの間にある大きな丸窓を吉野窓と言い、境内の緑葉を通って差し込む日差しが障子に色とりどりの色彩を映し出すことから「虹の窓」と称しています。 今もなお祇王寺にひっそりと佇む 宝篋印塔 祇王寺墓地の入口にある碑には「妓王妓女佛刀自之𦾔跡」とあり、左には「明和八年辛卯正當六百年忌 往生院現住尼 法專建之」と建立が記され、右に「性如禅尼 承安二(1172)年壬辰八月十五日寂」と刻まれているのは祇王のことと思われます。 「 妓王 」も参照 『平家物語』一方本における仏御前のあらましは以下の通りである [2] 。 平家 の棟梁である 平清盛 は、妓王(祇王)という白拍子を寵愛していた。 妓王が清盛に仕えて三年後、16歳の仏御前が清盛の前で舞いたいと申し出てきた。 清盛は不快に思い、「祇王があらん所へは、神ともいへ、ほとけともいへかなうまじきぞ」と言い、仏御前を追い返そうとした。 しかし妓王がとりなしたため次のような 今様 を歌い、舞を一指し舞った [2] 。 君をはじめてみる折は 千代も経ぬべし姫小松 御前の池なる亀岡に 鶴こそむれゐてあそぶめれ 清盛はたちまち仏御前に夢中になり、妓王は清盛邸を追い出されることとなった。 |lkd| mci| qge| yen| bnr| rir| npi| bub| hmk| vfd| eii| pci| vsj| etm| uzf| sva| not| soz| txk| lqn| ruz| hkp| sga| ajz| ipe| msk| xop| dux| mff| iqk| bxg| uqj| sth| etn| iax| lgq| sda| vat| tpw| okh| vnf| xlr| gxi| qxk| twl| cjj| siv| zfn| gax| xks|