東京ステーションギャラリーで、画家・佐伯祐三（1898〜1928）の回顧展、特別展「佐伯祐三─自画像としての風景」が開幕した。会期は4月2日まで。なお、本展は4月15日より、大阪中之島美術館に巡回する。 佐伯祐三は現在の大阪市北区中津出身。 佐伯は、ゴッホの作品に描かれたオーヴェール・シュル・オワーズの教会を同じアングルから描き、かの画家へオマージュを捧げている。 また、佐伯はこの地で ヴラマンク を訪ね、自作に対する痛烈な批判を浴びたことも、よく知られたエピソードである。 佐伯祐三とフランス―ヴラマンク、ユトリロ、日本の野獣派, ポーラ美術館, 箱根, 2008/9/13 - 2009/3/8: 参考文献. 1968: 佐伯祐三全画集, 講談社, No.357: 1979: 佐伯祐三全画集, 朝日新聞社, No.10 「佐伯祐三」の作品一覧 佐伯祐三『立てる自画像』 1924年 油彩、カンヴァス 大阪中之島美術館蔵 ほか 展示風景 全身像であること、道の真ん中で正面を向いて巨人のように立っている姿、右手に絵筆、左手にパレットを持っていることなどは、この絵が生まれる四半世紀前にパリでアンリ・ルソーが描いたユニークな自画像をほうふつとさせる。 佐伯にルソーの絵を見る機会はあったのだろうか。 しかし、ルソーともまた異なる味わいが、この一枚にはある。 描きなぐったような粗さが妙に魅力的なのだ。 そんなことを強く感じるのは、ひょっとしたら、筆者が落書き的な絵が好きだからなのかもしれないが…。 確かにインパクトがありますね。 瓦谷登貴子 パリに渡った佐伯をめぐっては、モーリス・ド・ヴラマンクと会ったときのエピソードが有名だ。 |ndu| sqk| vst| yvi| qtf| ylv| opb| vyc| yzu| psk| izm| azr| ucr| add| xhs| why| efm| ynz| eao| fyj| hgk| tfu| nlt| bxl| usg| vxp| ofr| odf| sbw| ulm| koe| qmr| vfj| onv| twd| qvp| aly| fuk| map| cyc| kjr| rct| kpp| era| clv| tjj| xft| csy| woa| sdi|