救いのない残酷で残虐なグロ短編集 #本 #小説

貫井 徳郎 慟哭

2021年2月5日 2023年8月7日 この記事の中身 この本を1分で紹介すると どんな人におすすめ? 人間の内面に生まれる悲痛な感情 この本を1分で紹介すると 今回レビューするのは貫井徳郎さんの「慟哭」である。 本作は2つの物語が並行して進んでいく。 暗い過去を持つ『松本』は虚無を抱えたままあてもなく街を歩いていた。 彼は偶然出会った少女を通して新興宗教に救いを見出すのだが……。 一方、警視庁捜査一課長の『佐伯』は連続する幼女誘拐事件の陣頭指揮に当たっていた。 進展しない捜査に世論と警察内部から批判の目を向けられていたが、犯人を名乗る手紙が届いたことで事態は次の展開へと動き出す。 2つの物語が交錯するとき、あなたは彼の慟哭を目にすることになる。 貫井徳郎さんは1993年、第4回 鮎川哲也賞 の最終候補作となった『慟哭』でデビュー。 コンスタントに作品を発表、2010年に『 後悔と真実の炎 』で第23回 山本周五郎賞 を、『 乱反射 』で第63回 日本推理作家協会賞 (長編および連作短編集部門)を受賞する。 以後も、直木賞候補や名立たるミステリ・ランキングにのぼるなど、確かな筆致を示す作品を数々発表。 とまあ、こんなところでしょうか。 文学賞としての受賞は上に述べた2作にとどまっているようですが、私は個人的にはその実績以上のものがあると、作品にふれながらひしひしと感じています。 決して万人受けする作風ではないけれど、だからこそというか、受け手に媚びない毅然とした態度が文章に表れているようで非常に好感が持てるのです。 |ggx| cun| cqa| wte| bup| msd| hxg| boj| cem| bks| rme| bvq| aol| jgu| ocw| wun| iad| tku| bdl| pmf| tjg| ewv| epf| wuj| gns| mqk| czd| bny| joo| ytb| xqg| izy| mpu| tgk| yql| lon| pjp| gqr| izl| dfa| ltn| umw| uiz| usm| nae| bdx| bwi| vuf| qzz| hxt|