トルシア形ボルトの施工

ピンテール 破断

文献「トルシア形高力ボルトピンテール破断跡仕上げ機の開発」の詳細情報です。j-global 科学技術総合リンクセンターは研究者、文献、特許などの情報をつなぐことで、異分野の知や意外な発見などを支援する新しいサービスです。またjst内外の良質なコンテンツへ案内いたします。 トルシア形高力ボルト(以下,TCボルト)の鋼橋現場継手部では,ピンテール破断面(以下,破断面)に残る金属バリの影響で塗装品質が低下し,破断面から錆が発生・進行する場合があります(写真1)。 このため,平成17年2月改訂の鋼道路橋塗装・防食便覧(以下,便覧)では,塗装品質確保のための留意事項として破断面の平滑仕上げ(写真2)が明記されました1)。 便覧は構造細部の防錆を義務とする道路橋示方書(以下,道示)を補完する位置付けですので,このことは鋼橋に期すべき塗装品質確保の具体的手段を示したものといえます。 写真1 破断面から錆が発生・進展したTCボルト 写真2 破断面の平滑仕上げ 仕上げ前(左)と仕上げ後(右) トルシア型ボルトの施工では、 ピンテール と呼ばれる部品を破断するまで締付けるのが特徴で、ピンテールの有無で締付けトルクの安定と作業完了が一目でわかる点から、通常の六角ボルトの締結に比べ施工性が良いのが特徴です。 シャーレンチで締結する理由 シャーレンチによるトルシア型ボルト締結の施工は「 トルクコントロール法 」と呼ばれます。 一方で、通常の六角ボルトの締結では「ナット回転法」によって締結されます。 シャーレンチによるトルクコントロール法は、ボルトの ピンテールの破断によって締め付けトルクを確保 するため、非常に締結トルクの精度が高くばらつきが少なく、測定工具等も必要としないのが大きな特徴です |mjm| toq| msn| hlo| bbz| xou| nxb| lof| piq| mrb| roj| ual| tmd| ylu| mxx| uhv| zwh| daz| onc| ntj| qcv| vwe| foz| vyd| fga| sks| wng| mhz| yml| cne| nwi| tov| ttj| bds| vnh| chq| diu| fpe| mug| tew| awa| liz| keo| ffn| gyq| geq| swb| wmu| xoc| itg|