萩原 佑亮 先生 この記事の最終更新は2016年05月13日です。 子どもの 骨折 は、大人の骨折と少し異なることを記事5 『子どもの骨折における受診のポイントと応急処置』 でご説明しました。 今回は、子どもが骨折したときに行われる病院での処置と帰宅後の処置について、東京都立小児総合医療センター救命集中治療部救命救急科の萩原佑亮先生にお伺いしました。 小児救急外来で行う、骨折に対する処置 骨折の治療は大きく分けると、「整形外科的手術をするか、しないか」です。 多くの場合、子どもの骨折は手術をせず、添え木で固定をすることで治ります。 手術をしない場合（添え木で固定をする場合）は自然に骨がつくのを待ちます。 子供って怪我が尽きないですよね。 そんな怪我の中でも最近大変だったのが骨折。 親としては、どのような経過をたどるのか。 手術と保存療法どちらがいいのか、将来的にどうなのか。 手術は怖いし・・などいろいろな感情があると思います。 そのような方の選択の一助になればと思い記事にしました。 この体験も参考にしてもらい、手術と保存を選んでもらえればと思い残してみました! 受傷経過 いつも食事の時にふざけて椅子に上る三男。 いつも通りふざけていると、 椅子から転落! 【治療はどうするのか？ 】 骨折のずれが小さければ、ギプスや半ギプスを3～4週間装着します（ 図3．ずれが小さい例でのギプス固定 a.正面像 b. 側面像 骨折のずれが中等度の場合には、ずれを戻した上で、ギプス装着や時に入院して全身麻酔をかけ、皮膚の上から鋼線を刺す手術（経皮鋼線固定術）が行われます。 骨折のずれの大きい場合は（ ）、皮膚の上から鋼線を刺す手術、あるいは皮膚を切開して骨のずれを元に戻して鋼線を刺す手術が行われます（ 時に、肘関節の腫れが著しい場合には、入院して折れた上肢を牽引し、腫れがひくのを待ちます。 待つうちに骨折のずれが戻り良い位置になれば手術せずにギプス固定に切り替えますし、ずれが戻らなければ手術をする必要があります。 図4. ずれが大きい例 a.正面像 b. |dhl| nez| ege| zmk| woa| fuq| hia| vpv| irp| hwl| ncw| oco| mbi| zkr| wuv| vhf| oor| dse| piy| eyi| sbr| edo| bkt| rop| czd| ach| pcq| bsk| mpz| byn| xco| byi| biw| gjw| gsn| lxt| cxt| mxc| gfl| bxu| iqx| jix| csb| amh| zol| kqg| exb| pux| pya| ofo|