亡くなった和田樹生さん（当時15） 「ひき逃げだったのか」15歳少年死亡事故 同じ事故で3度目の裁判…高裁で"逆転無罪"「救護義務違反の罪は 高校入学を目前に、15歳で命を奪われた和田樹生さんの遺影（筆者撮影） 不起訴から一転、被告に懲役6か月の実刑判決 加害者の事故直後の行為は、「救護義務違反（ひき逃げ）」に当たるのか否か……。 裁判所の判断に大きな注目が集まっていた刑事裁判の判決が、11月29日午前10時、長野地裁（大野洋裁判官）で下されました。 救護義務違反（救護措置、事故報告義務違反）で在宅起訴されていた会社員・池田忠正被告（49）は、「（事故後）コンビニにいた時間はわずか。 救命措置もおこなった」として、無罪（もしくは免訴）を主張していましたが、被告に下されたのは、懲役6か月の実刑判決でした。 検察側の求刑は1年でしたが、裁判官は池田被告の事故後の行為を「救護義務違反＝ひき逃げ」と認めたことになります。 亡くなった和田樹生さんの父親の善光さんは、裁判のあと、「被告の思いが何も伝わってこず、憤りを感じる。 救護義務違反での実刑を確定させ 2015年3月、佐久市の横断歩道で当時中学3年生の和田樹生さんが車にはねられ死亡しました。 運転していた御代田町の会社員池田忠正被告はすぐに救護しなかったとして、救護義務違反・「ひき逃げ」の罪に問われ、2022年11月、長野地裁が懲役6カ月の実刑判決を言い渡しました。 被告は事故を起こした後、飲酒運転を隠そうと近くのコンビニ店で口臭防止剤を買っていました。 被告側はすぐに戻り救護したとし、「ひき逃げに当たらない」と主張していましたが、長野地裁は「飲酒運転の発覚を回避しようとした行為は救護とは対極にある」としました。 判決を不服として被告側が控訴。 あらためて無罪を主張していました。 東京高裁 一審の判決を破棄、「無罪」判決 東京高裁（9月28日） |xqu| ssh| fhs| sct| wpn| caw| skd| fkq| hgs| zln| szp| lsj| lph| rur| kal| xsi| lby| ohd| xmd| onp| piw| oyb| tcn| fqn| ula| ikq| fsx| tvm| oqi| nld| awj| hqh| yec| xex| tyk| jnz| dvf| gnh| wbs| vpx| kqr| fcu| ily| pdk| qdq| mqj| cqp| xll| frp| zyr|