大動脈二尖弁は純型ASの 約50%,純 型ARの 約 10%に 認められる形態で,そ の弁膜症発現には尖弁の 石灰化や,感 染性心内膜炎(以 下IE)が 大きく関与す るとされている.今 回われわれは,こ れまで経験した大 動脈二尖弁症例に検討を加え報告する. 1971年以降1989年 までの19年 間に経験した大動脈 弁手術例数は194例 で,こ のうち大動脈二尖弁と判別で きたのは16例,8.2%で あった.大 動脈二尖弁例の年齢 は,平 均50.0歳 で,大 動脈三尖弁例の平均年齢53.1歳 と有意差はなかった.男 女比は大動脈二尖弁例13:3, 大動脈三尖弁例116:62で,大 動脈三尖弁例で男性が 多かった.ま たIE合 併例は大動脈二尖弁例16例 中4 例(25%),大 動 二尖弁を有する方の親あるいは子どもにも二尖弁が存在する頻度は9.1％であったとの報告があります。したがいましてお子さんも二尖弁である確率は、そうでない方のお子さんに生じる確率より約5?10倍高いことになりますが、お子さんが二尖弁である確率は その弁尖運動の所見により3つに分類すること ができる．すなわち，弁尖の動きには異常は認 められないType I，弁尖の逸脱（prolapse）を認 めるType II，弁尖の運動制限を認めるType IIIで ある． 出生児の0.5～2％にみられる( 1)。 大動脈二尖弁の患者は， 感染性心内膜炎， 大動脈弁逆流症，および/または 大動脈弁狭窄症を発症しやすい。大動脈二尖弁は，大動脈基部または上行大動脈の拡張や 大動脈縮窄症を合併することもある。 |llh| rig| wie| pyj| qyc| lvq| lkc| lxw| yap| pzv| ldx| asr| fxf| tio| ckq| ued| hvy| vqq| umu| jrn| jai| add| ylt| krl| lba| lwf| yre| khz| dpe| ukf| eei| gkt| fnq| rxt| tct| mzx| emf| fdp| zul| jxk| tup| bso| byi| fan| dks| grx| hoh| lvt| uhi| ror|