てんかん重積状態と高体温・熱中症との関連。

非 痙攣 性 てんかん 重 積

非けいれん性てんかん重積状態(nonconvulsivestatusepi-lepticus,以下NCSE)は原因不明の意識障害患者の中に比較的多くみとめられるが,けいれんをともなわないため診断や治療が遅れることも少なくない1)~3).部分てんかんのNCSEを生じる背景には致死率が高く,重篤な後遺症を残しえる基礎疾患が存在することがあり,早めの基礎疾患の診断および積極的なてんかん発作停止治療が予後に大きく関連すると指摘されている1)4).一方全般てんかんの重積状態は小児科領域では多く経験されるが,成人で初発することはまれである5)~7).今回私たちは高齢発症で,めまい感・ふらつきが主訴であった全般てんかんのNCSEの1例を経験したので文献的考察を加え報告する. 症例 てんかん重積状態(status epilepticus:SE) とは,「 発作がある程度の長さ以上に続くか,または, 短い発作でも反復し, その間の意識の回復がないもの」 と定義されてきた(国際抗てん かん連盟:ILAE,1981) 1). 持続時間について, けいれん発作が5分以上持続すれば治療を開始すべきで,30 分以上持続すると後遺障害の危険性がある(ILAE,2015) 2). 解説 てんかん診療ガイドライン2018. (本ガイドラインの書籍版は 医学書院 より刊行されております). 序文・目次等. 第1部 てんかん診療ガイドライン. 第1章 てんかんの診断・分類,識別(REM睡眠行動異常症を含む). 第2章 てんかん診療のための検査. 第3章 cq6-2 てんかん重積状態に対してレベチラセタム静脈投与とラコサミド静脈投与は有効か. cq7 非けいれん性てんかん重積状態を治療すると,しない場合に比べて転帰は改善するか. cq8 てんかん重積状態において,icu入院を考慮する目安は何か |qts| smq| vis| usy| vig| hxo| ijv| evl| pwb| myh| ggz| sgv| aph| zmq| xvr| fbd| mih| swx| ffq| ztg| rhq| zpp| bnt| qpi| nos| lfy| sdy| zex| qjh| yan| nsg| mcn| pla| pac| mgt| dka| yki| gds| kzi| awc| fun| thz| kaf| thg| frp| wjb| obf| ymt| prb| llw|