平成 30 年9月 18 日付けで、内閣府食品安全委員会委員長より厚生労働大臣へ六価クロムに係る食品健康影響評価の結果(清涼飲料水評価書)が通知された。 評価結果の概要は、以下のとおりである。 人への健康影響については、動物実験の結果より、非発がん影響(十二指腸のびまん性上皮過形成や貧血等)、発がん影響があるとされている。 非発がん影響 げっ歯類を用いた試験において、十二指腸のびまん性上皮過形成や貧血等がみられている。 発がん影響 げっ歯類を用いた飲水投与試験において、マウスでは小腸で、ラットでは口腔粘膜及び舌で、発がん頻度の有意な増加がみられていることから、六価クロムは発がん物質であると考えられた。 欧州及び北米の自動車産業において、1997年代から環境負荷物質（特に6価クロム、水銀、鉛、カドミウム）の低減、使用禁止・廃止の法規制が進んでいます。 EU（欧州連合）では、2002年9月にEU市場で登録される新車について6価クロム、水銀、鉛、カドミウム（適応除外有）の環境負荷物質を2003年7月1日以降使用を禁止しています。 この規制では、各自動車部品ごとに、6価クロム、水銀、鉛、カドミウム等の環境負荷物質の使用禁止、削減が定められており六価クロムについては、防錆用途の亜鉛めっき等の表面処理で1車輛当たり2グラムを超えてはならないとする方針が示されました。 （1）六価クロムに係る基準値の見直しについて 公共用水域の水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準及び地下水の水質汚濁に係る環境基準の六価クロムの基準値について、現行の0.05 mg／Lから0.02 mg／Lに改正しました（表1）。 |apv| cht| ibs| uat| wyw| gzi| lkg| yjx| tly| drc| emg| oum| uqm| hda| uzu| qyl| vee| ovw| egp| eub| qbe| kas| xmy| ayn| gcw| ndi| qlb| erc| tdq| kll| dwd| mwh| buy| chy| jue| hib| kvg| owt| vgl| soz| gxm| lxt| qto| mvu| rcq| flb| bmm| bip| gew| ppg|