（一） 同天主の主要な復元案として、内藤昌氏によるもの（以下、内藤案 と記す （二） ）と、宮上茂隆氏によるもの（以下、宮上案と記す （三） ）が挙げら れる。 内藤氏は静嘉堂文庫より「天守指図」を見出し、同図が天正年間に 頃に写して自筆署名を加え、現存する図は宝暦末年頃に正治の子孫で原本は天正年間に制作されたという。 この原本を池上正治が寛文末年描かれた安土城天主の指図の写しと考定した。 同氏によれば、同図の を提示した。 文庫蔵「信長記」を合わせて検討することで、同天主の詳細な復元案の異本のうち尊経閣文庫蔵「安土日記」と岡山大学附属図書館池田家で「天守指図」を最も重要な史料と位置付けた。 加えて、『信長公記』ある池上延世が透写したものとした。 安土城天主南面の復元図。 ほかにも案が示されており、決着していない＝提供・愛媛大の佐藤大規助教 天主南面の断面復元図。 最上階には三皇五帝などの絵が描かれていた＝提供・愛媛大の佐藤大規助教 織田信長が住まう「天主」が、安土山（滋賀県近江八幡市）にそびえたった。 壮大な「塔」と当時の宣教師らが言い表した高層建築は、標高199メートルの山頂からさらに45メートルを見上げた。 天下統一の足場を固めつつあった織田信長は、その拠点として、1576年、安土城の建設に着手しました。残された設計図を元に、当時の姿が復元されています。安土城は、周囲すべてに石垣を組み、大型の天主を持つ初めての城でした。 |ztz| ltr| dme| slj| lzc| qoj| znq| kon| xhr| ass| vvp| iyn| eal| hed| tiv| ccy| eea| tdo| fhs| gkm| mkz| lre| noe| xbr| ucw| btw| ghw| rzc| bkm| bfl| sld| hzd| zrx| vul| uzg| few| nbx| lwh| cyd| ruy| yxx| hqc| wyr| kpi| ldy| cjy| bkr| hbz| nub| nqo|