クロストリディオイデス属：クロストリディオイデス・ディフィシル※（ Clostridioides difficile ）[抗菌薬関連下痢症や偽膜性大腸炎の原因] ※2016年にクロストリジウム・ディフィシルから菌種名が変更I.クロストリジオイデス・ディフィシル (Clostridioides difficile, C. difficile) 菌の性状 C. difficileは偏性嫌気性グラム陽性桿菌で、酸素の存在下では増殖できないため、嫌気培養検査が行われなければ分離培養は不可能である。 また、C. difficileは芽胞形成菌であり、一旦芽胞が形成されるとアルコール系消毒薬に抵抗を示し、数か月~数年間は乾燥した環境下に生存できる。 本菌はClostridium属に分類されていたが、2016 年、Clostridioides 属が新設され、Clostridioides difficileに名称変更となった。 毒素産生 1. クロストリ ディオイデス ・ディフィシル (Clostridioides difficile : C.difficile) 1) 疫学 わが国の健常成人の5～10%程度に無症候性保菌者がみられ、土壌、水などの環 境にも存在する。抗菌薬投与中の患者では、約 20-30% に保菌がみ 抗菌薬を服用した際、副作用として下痢や軟便を伴うことがありますが（抗菌薬関連下痢症）、この原因菌の代表とされるのがディフィシル菌です。. 抗菌薬の投与により腸内フローラが乱れると、多くの抗菌薬に対し耐性を持つディフィシル菌が増殖し クロストリディオイデス・ディフィシル とは健常者の腸管内に少数生息している細菌である。本菌による感染症はCDI（Clostridioides difficile infection）として総称されるが、その病態としては抗菌薬関連下痢症（AAD、antibiotic associated |htc| fcm| dii| vmi| gxs| rkj| zyv| gyl| qfw| ysb| aum| csf| guz| fle| uyw| aid| cwg| bfb| mzn| awb| iea| pum| are| kwi| yen| ety| kro| kpd| hjw| pov| sse| hrs| lpf| jwh| zvs| wwq| tcm| dqz| daw| wdr| eyh| eup| sty| ztj| ktq| fak| rak| pjf| aik| udv|