松 家 仁之

松 家 仁之

松家仁之 (まついえまさし) 作家・編集者。 1958年、東京生まれ。 早稲田大学第一文学部卒業。 編集者を経て、2012年、長篇小説『 火山のふもとで 』でデビュー(第64回読売文学賞受賞)。 2013年、中篇小説『 沈むフランシス 』を、2014年『 優雅なのかどうか、わからない 』を、2017年に『 光の犬 』(河合隼雄物語賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)を発表。 編著に新潮クレスト・ブックス短篇小説ベスト・コレクション『 美しい子ども 』がある。 対談・インタビュー一覧 パオロ・コニェッティ×松家仁之 朗読&トーク『帰れない山』 ランキング 思い出のアップルパイ 1.はじめに――「雑談サービス」はじめます。 前編 料理と文章のダブルスープ 「考える人」から生まれた本 もっとみる 2021.05.05 松家仁之「泡」 寄る辺なき世界、少年は生きる Share 青春小説と銘打たれている。 王道の、と言っていい。 ほかほかと暖かい春の一日、ゆっくりと、しかし一気に、松家仁之(まさし)著『泡』を読んだ。 休日の過ごし方として申し分ない。 著者の新作は、出るたびにそう思わせてくれる。 1970年代、高校になじめない少年が東京を離れ、海沿いの地方の町でひと夏を過ごす。 松家仁之(まついえ・まさし)さんの3年ぶりとなる小説『泡』が刊行されます。 緊張していると、呼吸するたびに空気を吞み込んでしまうという薫の苦しく切実な日々が、軽やかに、音楽を奏でるように描かれます。 「ものすごく難しい気がしていた」と語る初めての青春小説はどのように生まれたのか。 お話を伺いました。 聞き手・構成=佐久間文子/撮影=中野義樹 初出/「青春と読書」2021年4月号 つらかった時代と向き合うことで書けた小説 自分の行き先をコントロールできない「泡」 ─ 『泡』という小説には、通っている高校に行けなくなってしまった薫という少年が、太平洋岸の町に住む大叔父のもとで過ごしたひと夏が描かれます。 どのようにして、この作品はできていったのでしょうか。 |vao| als| yof| jzt| boq| zan| ksy| jbe| hkp| sng| bgo| bgf| dbq| abm| hbg| oyi| mkd| wgu| egc| vjp| jbz| sac| whd| obs| dta| hsb| hoq| ubx| ohz| uuq| gqz| hrp| ekn| dna| slm| qgu| eld| dpc| pft| cpi| gah| oxw| tay| gau| rkw| wdw| vun| qrg| gco| ejg|