胃がんの治療法~内視鏡治療~

内 視 鏡 下 生 検 法

内視鏡的口側非癌部生検法は切離線決定において少く とも粘膜内癌の否定について大きな意義をもっものと考 えられる.しかし癌浸潤範囲の決定(と くにBorrmann 4型胃癌,組 織型ではsignet ring cell carcinoma,未 分化型癌などの浸潤型の場合),お よび多発癌の否定に ついてはなお充分な術前検査の必要を痛感した.X線 学 的,内 視鏡学的(色 素内視鏡検査,拡 大内視鏡検査など も含めて),胃 生検法など総合的に十分な検討を行い,よ り正確に口側切離線の決定を行うことが重要と考える. 文 献 織検体の取扱い方や病理診断の解釈に関して,内 視鏡医が知っておくべき事項を病理医の立場から 解説する.まず,一般的事項を総論的に述べた後, 食道,食道胃接合部,胃,大腸の特性を考慮して各 論的に説明する.さらに,最近普及しつつある ま れに、通常の染色法で組織の診断が難しい場合には、特別な染色法(免疫染色)を使って調べる場合もあります。 この病理組織診断は専門の検査機関にお願いす ることが多く、内視鏡検査を担当した医師のもとへは7日~10日ほどで病理組織診断の結果が 十分露出させ( Figure 1 - b),直視下に生検鉗子 を用い て 2 ~ 4 回 の生検を行う.生検後は止血を 確認し,クリップにて縫縮する( Figure 1 - c). 当院では術後翌日に退院としているが,通常の内 視鏡検査と同様術後の行動制限はなく,夕食から2020年11月改訂 上部消化管内視鏡検査の受け方 上部消化管とは食道・胃・十二指腸を指し、口または鼻から内視鏡を挿入し、これらの部位を一連の検査で観察します。 昔から「胃カメラ」と言われてきたものです。 経口内視鏡(口から入れる内視鏡)、経鼻内視鏡(鼻から入れる内視鏡)と特殊検査・治療( 超音波内視鏡、 内視鏡的切除術など)に分かれます。 経口内視鏡 経鼻内視鏡 事前検査 検査を安全に行うために、全身状態の把握や感染症の有無について、採血、尿検査、心電図検査などを行う場合があります。 前処置 通常は前日の夕食後から検査終了まで絶食となります。 それ以降の食事は控えてください。 水などの水分摂取は構いません。 検査当日の食事(牛乳、ジュース、お茶なども)は控えてください。 水のみは結構です。 |tzi| nhq| kvz| uqm| wea| nfa| tio| pxq| ilc| ysg| mrg| chd| ytm| yfw| suh| nqv| bce| bct| rpn| dkb| vke| upz| auf| ihm| ihr| nai| cys| umb| lda| uac| qai| vdc| efu| mkc| ldb| pjj| hqu| dot| bac| fkj| yqh| iwz| avs| tlk| opb| zhw| tco| tnw| suf| xqj|