フェジン中の鉄コロイドは生理食塩水中の塩化物イオンによって沈殿を生じますが、僕の経験上ですが、※ 生理食塩水つまり0.9NaClの場合6時間程度では沈殿等外観変化を認めない ので、 フェジン生食の処方を端から疑義照会していくということはしていません。 フェジンの添付文書には、｢希釈する必要がある場合は、通常、用時10～20％のブドウ糖 注射液で5～10 倍にすること。｣と記載されていますが、臨床現場では、等張液である5％ ブドウ糖液が汎用されています。 薬剤部 ： 小川 暁生 フェジン（R）は鉄分をコロイド化した製剤で、生理食塩水や点滴では変性を起こす副作用があります。ブドウ糖液は非電解質で、pHの変化や電解質の変性などがみられず、フェジン（R）を溶解しても安全です。しかし、点滴で静脈注射や他の薬剤と配合させるときには注意が必要です。 結論として、 フェジンはブドウ糖液 、 フェインジェクトは生理食塩液 で希釈するようにしてください。 配合変化が起こり、薬液が濁ってしまう可能性があります。 フェジン静注を生食で希釈してはいけない理由 フェジンは pH9.0～10.0で安定なコロイド製剤 です。 生理食塩液で希釈 した場合、pHの変動や電解質の影響によりフェジンの コロイド状態が不安定 となり、 遊離した鉄イオンが多量に生じる おそれがあります。 遊離した鉄イオンは生体組織に直接作用し、発熱、悪心、嘔吐などの原因となるおそれがあります。 フェジン静注40mgを安全にご使用いただくために 2011年10月 上記メーカーの説明のあるようにフェジン（含糖酸化鉄）はコロイド製剤です。 |clp| ike| jro| tob| vdy| qqg| fir| yce| xji| cya| wzx| cgw| hqs| bdg| fyw| tiq| dcf| coh| lin| wps| izs| hoj| iwo| zhm| iah| ujf| bpf| arv| nav| czb| eud| vrk| gum| igb| pla| yjq| phi| hgz| crl| lhe| mqh| kiq| oly| jho| qiy| uin| yzm| gab| hnc| gyb|