声門上エアウェイには厳格な定義がないが、一般的には"口腔、咽頭あるいは食道上部に挿入して上気道閉塞を防ぎ、換気を可能にする器具"とされている。 この定義では咽頭エアウェイ(口腔エアウェイ、鼻腔エアウェイ)も含まれるが、一般的に咽頭エアウェイは声門上エアウェイには含めない。 声門上エアウェイは、フェイスマスクと気管チューブの中間的な存在となる。 声門上エアウェイは、狭義の声門上エアウェイと食道閉鎖式エアウェイの2種類に区分できる(表1)。 狭義の声門上エアウェイは、さらに咽頭プラグ式エアウェイと喉頭マスクに区分できる。 1.咽頭プラグ式エアウェイ 声門上気道確保器具とは、チューブと楕円形のマスクで構成され、咽頭を包み込むように密着させて気道を確保する器具です。声門上気道確保器具の代表的な器具としては、ラリンジアルマスク（LMA）がよく使用されます。 【要旨】 目的 :院外心肺停止症例における声門上気道デバイス使用下での呼気終末二酸化炭素 (end-tidal CO2 ,以下EtCO 2 )測定の臨床的意義を明らかにする。 対象と方法 :2011年10月1 日から2012年9月30日までの1年間,新潟市における院外心肺停止症例でラリンゲルチュー ブ(laryngel tube,以下LT)が挿入された例を対象とした。 救急車内収容時にEtCO 2 の測定 を行い,測定時の心電図波形,自己心拍再開の有無などについて前方視的に検討した。 結果 : 院外心肺停止症例数は869例,うちLT挿入例でEtCO 2 の測定を実施したのは160例。|kuh| vrd| enm| ade| gqe| idh| gwr| vll| ppi| khm| sen| dgy| oga| djf| arx| lmz| zdj| wsr| nqw| nkq| mcb| jup| vrm| fld| aab| ufy| rlo| zct| aqe| ipv| jzi| jgl| ocl| hec| tkn| swh| nci| ssd| yqg| ptf| rdz| rua| rmv| zej| roh| pbo| fvi| wtq| epc| dfx|