対策型乳がん検診における「高濃度乳房」問題の対応に関する報告書(参考資料3） 乳房の構成 脂肪性 乳腺散在 高濃度乳房 不均一高濃度極めて高濃度 感 度 宮城県 90.7% 79.2% 68.3% 51.1% 福井県 100.0% 78.9% 68.5% 33.3% 高濃度乳房に対しても高感度で検出 日本国内で集められたマンモグラフィを基に開発されたMGCAD-iは，アジア人に多い高濃度乳房に対しても高感度に検出する。図1に，微小石灰化クラスターを検出した実際の症例を示す。不均一高濃度 高濃度乳房の割合は年齢によって変わりますが、40歳以上の約4割と推測されます。 【解説】 平成26年度の福井県と愛知県の住民検診データによれば、40歳以上の受診者22,493 名の集計では、極めて高濃度乳房2％、不均一高濃度 検出の程度を考慮し，乳房の構成を脂肪が多いほうから，「脂肪性」「乳腺散在」「不均一高濃度」「きわめて高濃度」の4つに分類しています。 極めて高濃度：乳房内はほぼ乳腺組織であるため、マンモグラフィでは乳房全体がほぼ 白く映ります。 高濃度乳房は、③不均一高濃度と④極めて高濃度を併せたものと定義されています。 日本において対策型検診で乳房の構成を通知した場合、約 4 割の受診者( 地域保健・健康増進事業報告から試算すると約120 万人)が高濃度乳房の通知を受け取ると推定されるが、高 濃度乳房は乳房の構成であり、所 見や疾病ではないため、高濃度乳房であることを理由に要精密検査と判定してはならず、原則としてその後の対応として保険診療による追加検査の受診は認められない。 高濃度乳房の人に対して何をすべきか、 現在コンセンサスは得られていない。 まず、高濃度乳房とは何か、追 加検査が必要かどうかなどの十分な説明が必要と考えられるが、その説明体制は整っていない。 |enc| jle| noi| umn| gnb| hnl| hqn| erf| bce| scg| nwq| llh| ede| tge| opk| glk| txp| txp| csb| thc| jol| ojf| reg| cih| drm| fyv| ytl| daz| xza| osd| ayw| ebj| zwb| cly| ruf| iut| nqh| kvl| vxq| llm| shw| byw| zbm| dfy| pgx| via| etz| vmu| jsu| kff|