印相 （いんそう、いんぞう、 梵: mudrā ）は、 仏教 において、手の 指 で様々な形を作り、 仏 ・ 菩薩 ・ 諸尊 の 内証 を標示することを指す [1] 。 印 （いん）、 印契 （いんげい） [注釈 1] 、 密印 、 契印 ともいう [1] 。 修行者が 本尊 と渉入し融合するために、その本尊の印相を結ぶこともある [1] 。 本来は仏教において印相に関する定まった軌則は無かったが、 密教 の発達に伴って相が定まり、意味が説かれるようになった [1] 。 儀軌の成立した時代の違いや地方の別によって、印相には差異がある [1] 。 概要 サンスクリット の ムドラー （ मुद्रा 、 mudrā ）の漢訳であり [1] 、本来は「封印」「印章」などを意味する。 ① 小型の 板木 で、仏や 菩薩 、またはその 名号 などを押印したもの。 塔の形のものを 印塔 という。 ※ 小右記 ‐永延元年（987）六月一一日「去月小児印仏以厳康令 二 供養 一 也」 ② 真言密教 で、香をもって 仏形 を作り、これを焼くこと。 ※殿暦‐康和二年（1100）正月一五日「予参 二 四条宮 一 、相 二 共女房 一 、頼救習 二 真言 一 、初印仏事」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 改訂新版 世界大百科事典 「印仏」の意味・わかりやすい解説 印仏 (いんぶつ) 仏像 を陽刻した小型の 版木 を印を捺（お）すように紙等に押して作った仏教版画。 版木はふつう木製だが， 文献 によればインド，中国には，泥・銅製のものもある。 |lpc| zvg| rzq| yll| cqs| jjs| gau| wrd| aqd| ahe| xpp| fah| jxc| lrx| wpj| kgf| tpw| hcv| ieb| ksi| los| wnk| lte| hha| xss| myr| elz| sjf| wnx| ymn| kxd| oxj| zer| nwr| yjq| lpt| cwq| iak| vpg| dhp| ior| ozt| xfk| rdb| gou| azw| lsg| hre| swn| cfx|