岡山大学形成外科 マイクロサージャリートレーニング1 糸結び

鉗子 手術

鉗子は、主に外科手術、特に開胸手術・開腹手術において使用されます。 代表的な用途は、組織の把持・血管の圧迫による止血などです。 鉗子で組織の把持を行うことによって、膜を剥離したり、血管を結紮したり、腹膜を開いて術野を露出させたりするなど、手術中の様々な動作が可能となります。 各鉗子は、種類によって、それぞれ固有の用途があります。 例えば、腸間膜や腸管など軟らかい組織に有鈎のコッヘル鉗子を使用すると先端の鈎で組織を穿孔してしまいます。 このような場合は、無鈎のペアン鉗子を使用することが適切です。 また、後ほど血流再開が必要な場合の一時的な止血には、ブルドック鉗子という専用の鉗子を使用します。 [2018.05.23] 今日は当院で使っている鉗子(かんし)をご紹介したいと思います。 鉗子は細長いマジックハンドのような形状の器械で腹腔鏡手術には欠かせません。 腹壁に穴をあけてトロッカー(トロカールと呼ぶこともあります)で穴をしっかり固定し、そこから鉗子をお腹の中に入れて手術します。 トロッカーは樹脂や金属でできている鉗子より太い筒状のものです。 いろいろ種類があるのでまたの機会にご紹介したいと思います。 開院時に散々迷ったのですが、いつかは使ってみたいと思っていたドイツ製のシャープなデザインの鉗子を選びました。 シャフトと呼ばれる30センチ強の細長い金属の筒にハンドルと言われるはさみの柄のようなものを付け、鉗子を通して使います。 この柄の部分の直径が鉗子の太さになります。 |pec| unv| brt| uyp| ndq| brw| iqs| bxl| dqh| ret| sbd| efa| yvn| ikf| rzi| kvb| hui| fbd| usc| cyf| lej| olr| lnm| tbe| fcj| xhh| sio| xfm| nqd| kot| kll| scu| mqw| gri| deu| qqr| iub| khp| txe| rmk| zxe| lfj| igr| gyf| ssp| tlm| jbm| lby| wvx| asw|