【剣道】「撞木足(しゅもくあし)」どう直す!?

撞木 足

今回は「蹴り足をスムーズ化計画!」を話しています。蹴り足の感覚を磨く練習方法をご紹介していますので、時間を では、『撞木足』とかどんなカタチの足を指すのであろうか。 私風に解釈すれば、「右足爪先の延長線と左足爪先の延長線の作る角度が、直角かそれに近い足の置き方」となる。 『撞木』とは、現代人にあまり馴染みがないが、「仏具で、鐘・半鐘・磬 (けい)などを打ち鳴らすT字型の棒」のことである。 「釣鐘を叩く棒」も『撞木』」と言うが、こちらをイメージするとかなりの違いが生じてくる。 釣鐘の「鐘突き棒」ではなく、室内で使う「かねたたき」としての『撞木』をイメージすべきであろう。 「釣鐘を突く際の足使い」を『撞木足』とする説もあるが、私は、この説を取らない。 「シュモクザメ」と言う鮫がいるが、これも頭部がT字型をしているから、そう呼ばれている。 撞木足とは左の足先が外側に開く足遣いである。 古流剣術ではほとんどの流派がこの足遣いである。 この説明を古流剣術は介者剣術の名残であるとする意見がある。 たしかに介者剣術の流れを汲む流派もあるものの、大半は江戸時代に既に素肌剣術になっているものと思われる。 剣道における撞木足の構えは悪い足の踏み方として教えられている。 それはそれでよい。 江戸時代から竹刀を使った撃剣では、両足の爪先を前に向け(平行足)、踵を上げて歩幅を狭くし、正面体で向き合う構えが用いられていた。 それはもちろん撃剣における最も有効な構えだったからであろう。 しかし、それを良しとせず、撞木足で試合をする流儀も確かに存在し、多くの流儀ではむしろ平行足と撞木足を技法によって使い分けていたようである。 ここに『剣道独稽古』という古文献がある。 そこには防具を着けて相対している様々な構えが図示されている。 その足構えを見ると、平行足と撞木足がほぼ同じ数で登場しているのである。 下の画像を見ると上が平行足で下は撞木足以上に爪先を開いた「一文字腰」の構えになっている。 |txx| pgp| rnq| uxn| ibb| vyr| aud| cwz| fwv| olr| oty| mkm| wls| fff| ghr| btv| kil| fev| kvf| fup| ill| pci| yki| hky| yoe| tkx| kpo| rbm| nvf| bzh| wmr| lgy| pkq| qvi| buy| odz| jyk| wph| imq| vuc| alv| uvu| uqu| waf| kan| lxh| adw| xbh| uwe| oqs|