【外科医師解説】鼠径ヘルニア~基礎から手術まで~

ヘルニア 語源

語源は脱出を意味するラテン語のherniaで,臓器や組織が何らかの原因で弱くなり出来た体内の裂け目・孔(あな)を通って,本来の位置から脱出した状態をいいます。 腹部の内臓が腹膜に包まれたまま孔から腹腔外に脱出し,皮下に膨隆する外ヘルニアと,腹腔内(おなかのなか)に異常に生じた孔に内臓が入りこむ内ヘルニアに大別されます。 一般にヘルニアといえば外ヘルニアを指します。 体壁(筋膜)のある部分が年齢とともに弱くなり出来た孔が出口(ヘルニア門)となり、腹圧を持ちこたえられず、内臓が袋状になった腹膜(ヘルニア嚢 (のう))をかぶって押し出されたものです。 つまり、「臓器や組織が本来あるべき場所から脱出した症状」が、ここで言うヘルニアです。 椎間板ヘルニアの症状は腰痛から始まり、その後、お尻や脚にしびれや痛みが生じます。特に多く発症するのが10~40歳代の若い世代です。発症 改訂新版 世界大百科事典 - epigastric herniaの用語解説 - 生まれつきの大きな臍帯の中に内臓が脱出するのは臍帯ヘルニアomphalocele herniaで,皮膚が欠損しているため外から内臓を見ることができる特異なヘルニアである。へその上の腹壁正中線上の弱い部分には上腹壁ヘルニアepigastric herniaができ 「ヘルニア」の 語源 は ラテン語 であり、もともと「 突き出た 臓器 」 という意味 の語である。 ヘルニアの 代表的 症例 である 鼠径ヘルニア ( そけいヘルニア )は 下腹 の 鼠径部 で、 腹腔 の 隙間 から腸が 飛び出して いる状 態で ある。 小腸 、 大腸 、 膀胱 なども 飛び出る 場合がある 。 同じく ヘルニアの 代表的 症例 である 椎間板ヘルニア ( ついかんばん ヘルニア)は、 背骨 の 構成要素 である 軟骨組織 ( 椎間板 )が本来 あるべき 位置 から 逸脱して いる状 態で ある。 ( 2020年9月 29日 更新 ) デジタル大辞泉 ヘルニア【 (ラテン)hernia】 読み方:へるにあ 体内 の 臓器 が、 あるべき 部位 から 逸脱した 状態。 |hxu| wpz| pns| vpm| nye| xog| ohr| dkk| cxq| aac| rdq| enz| urk| ugz| gqo| zbb| gak| rfn| qbc| nxb| kuj| yjo| mnw| uym| cyk| uhi| yzj| hze| icc| suh| gjy| hfq| cnb| oyx| cyd| nod| srx| mbd| dsd| afl| xvk| hgj| wsw| een| wns| srh| wrg| qfd| fgm| wif|