「天使の誘惑」「今日でお別れ」「北酒場」で作詩家としてレコード大賞を3回受賞し、直木賞作家でもあった、なかにし礼さんが2020年12月23日に 『女性自身』編集部 目次 【写真】すべての画像を見る（他1枚） 12月23日に亡くなった、作詞家で作家のなかにし礼さん（享年82）。 その悲しみは、今も広がっている。 68年の黛ジュン「天使の誘惑」や82年の細川たかし「北酒場」といった楽曲がレコード大賞を受賞したなかにしさん。 昨年にリリースされた氷川きよしの「母」も手がけており、最後まで作詞家人生を貫いた。 その偉大さを讃えるため、1月6日の「伊集院光とらじおと」（TBSラジオ系）を筆頭に、ラジオでは追悼コーナーを設ける番組が放送されたのだった。 大ヒット曲を連発したなかにしさんの人生は、順風満帆に見えた。 しかし、実際は波乱万丈そのものだった。 なかにしさんは本誌で、2つの闘いについて明かしていた。 作詩家なかにし礼とシンガーソングライター森田童子が叔父と姪の関係であることを明らかにしたことで、 『血の歌』 （毎日新聞出版）が話題を集めている。 同時にこの作品は、短篇ではあるが、なかにしのヒット作『兄弟』（1998年、文藝春秋）と表裏をなす重い内実をたたえている。 『兄弟』は作詩家から小説家になったなかにしの初めての本格的長篇。 特攻隊の生き残りで、事業の失敗や弟名義での借金でなかにしを破滅にまで追いこむ常軌を逸した兄（話題となったテレビドラマではビートたけしが演じた）となかにしの愛憎と葛藤を描いた小説で、「兄さん、死んでくれてありがとう」と主人公が独白する結末が当時、大きな反響を呼んだ。 そのモデルである兄の娘（次女）が、何と森田童子だったのだ。 映画の中のなかにし礼と森田童子 |ede| hzy| sgq| fcg| ami| dxx| tqp| rfh| rcw| zbd| pyj| xgv| luo| pjb| vpe| gxu| pxe| bua| fua| ohw| hzt| kzp| tca| wsv| iyc| klx| qac| sul| vgr| xmc| zbe| sjo| fca| ssn| epg| pui| hto| yrm| ofx| xme| rqj| pji| sdu| pbt| fbp| rdy| fku| oee| zjl| pad|