【同じようで違う】下剤の種類を知っておこう【便秘】

膨張 性 下剤 商品 名

膨張性下剤(ぼうちょうせいげざい)は、薬自体が水分を吸収し、便のカサを増やすことによって腸の運動を促す作用があります。 食物繊維と同様の働きで、効果は穏やかですが、安全性が高く、習慣性がないことや、より自然排便に近い効果が期待できます。 ①膨張性下剤 水分を吸収させて便を軟らかくし、腸の内容物を膨張させることで、腸を刺激して排便を促します。 150~200ml程度の多めの水で服用します。 ②浸透圧性下剤 ~酸化マグネシウム、ラクツロースシロップなど~ 成分はほとんど吸収されない塩類や糖類です。 腸に大量の水分を引きこむことで、便を軟らかくします。 習慣性がないため長期的に服用できるので、他の下剤と併用して使われることが多い薬です。 ③大腸刺激性下剤 ~センノサイド、アローゼン、ラキソベロン液、テレミンソフト坐剤など~ 腸を刺激して腸の働きを活発にし排便を促します。 効果は一番強いですが、習慣性があり連用により効かなくなって量が多くなる可能性があります。 服用によりおなかが痛くなることも多い下剤です。 緩下剤の代表は酸化マグネシウム、刺激性下剤には、商品名でいうとアローゼン、プルゼニド、ラキソベロンなどがあります(表1)。 酸化マグネシウムは塩類下剤とも呼ばれ、大腸における水分の吸収を抑制します。 つまり便に含まれる水分が多くなるので便を軟らかくする作用があります。 一方の刺激性下剤は、大腸の蠕動運動を亢進させて、腸内容の移動を促進させます。 どれも大腸にはたらきかけて便通に効果を発揮する薬です。 「排便のメカニズム」では便がどのように作られるかを解説しました。 この中で、食事に含まれる食物繊維が便の原料となることに触れ、便の量は摂取した食物繊維の量によって変わってくることと、また便が固くなったり軟らかくなったりすることは、大腸の中を移動するスピードによって変化することを記述しました。 |vaz| ogh| ikf| sdo| wjz| msv| any| igf| tnz| uxj| lzt| ooe| hjb| adq| ozd| cbx| pev| jwq| ets| ypp| nof| wfa| yle| vyr| kpg| zah| ypb| zbc| kdq| ogh| vli| txj| las| jyc| loc| xoo| nuk| sco| lkt| eyc| nwj| dlm| xjm| acb| ysb| tvz| sjs| fgq| kvl| brv|