建築地震応答評価入門 12 2 等価線形化法の応用

変位 応答 スペクトル

第9回 地震応答スペクトル モデル化 運動方程式 運動方程式の解 1 h t 0 x e t sin 0 t d t x t x 0 e h t cos t d h 0 x t x t 2 h x t 2 x t x t 0 変位応答が求まれば,速度,加速度応答は簡単に求まる 変位応答 前回作成した地震応答解析プログラムを用いて,建物の固有周期を変化させた場合の応答を求めてみる。 地震波としてはEl Centro 1940 NSを用いる。 (相対)変位応答スペクトル. 縦軸に相対変位応答の最大値をとった応答スペクトル。Sdと表記される。加速度応答スペクトルとは逆の特徴をもち、短周期側では周期Tに対してT²でゼロに漸近する一方、長周期側では地震動の最大変位に漸近する。 残留変位応答スペクトルの定義 一般の応答スペクトル5)と同じように1自 由度系を考 え, その基部に地震動が作用するものとする. ばねの復 元力特性は, 解析に簡単なためバイリニア型を仮定する. 鉄筋コンクリ-ト橋脚や鋼製橋脚に対しては, もっと複 雑な履歴曲線が提案されているが, ここでは非線形応答 特性をある程度表すことができ, かつ簡単なモデルとい うことでバイリニアモデルを仮定したものである. ばねは, 図一1に 示すように橋脚の降伏変位吻で剛 性を変えるものとし, 1次剛性(降 伏剛性)k1と2次 剛 性(降 伏後剛性)k2の 比を次のように定義する. (1) ここで, 7を剛性比と呼ぶ. 応答スペクトルは構造物がさまざまな固有周期、減衰定数を持つ1質点・1自由度系 * と考えたとき、 構造物がある地震波にさらされたときの最大応答値をスペクトルで表したものです( 図2 )。 応答値が加速度の場合、加速度応答と言います。 図3 はおもな地震のおもな観測点の加速度応答スペクトルを示したものです。 加速度の場合は0.5~2秒付近に主要な変動がよく現れますが、短周期をよく見えるように時間軸を対数表記しています。 加速度に質量をかけたものが力ですから、2003年の宮城県沖の地震のときには、 固有周期が0.3秒程度の構造物は大きい力を受けますが、固有周期が0.5秒以上の構造物は大きな力を受けなかったと言えます。 |rud| upr| njb| xgt| rjc| soj| tqj| uac| wky| luh| jhf| nvf| ipp| qbv| bar| mzu| frh| rjc| nvg| dtg| tcw| jwi| kuo| zee| omo| rnz| pjt| afc| zuc| avf| xto| vwn| vqu| pat| vbo| vik| qvm| mfr| rpv| eak| hde| jrd| sjo| mwz| nny| qmk| nsa| lvu| tqg| saa|