【子宮全摘】子宮摘出後、体の中にはスペースができるの?産婦人科医がお答えします。

子宮 全 摘

がんが子宮体部のみに存在するステージI期と推定される場合には、基本的に単純子宮全摘出術が行われます。 I期では予後(治療後の状況)が良好なため、より広い範囲を摘出する広汎子宮全摘出術は不要と考えられているためです。 実際に単純子宮全摘出術と卵巣・卵管の摘出を行ったI期の患者の5年生存率(診断から5年後の生存率)は90%以上とのデータもあります。 一方で、I期であっても筋層(子宮の壁)の2分の1以上の深さまでがんが広がっていたり(Ib期)、がんが大きかったりする場合は、準広汎子宮全摘出術のほうが予後を向上させるという報告があります。 そのため、患者によっては準広汎子宮全摘出術が選択される場合もあります。 II期:拡大単純子宮全摘出術または準広汎子宮摘出手術 「膣式子宮全摘術」について 膣式子宮全摘術とは お腹を開けずに、腟の方から子宮を目視できる部分まで引き出して、切断・摘出・縫合のすべてを膣から行う手術方法です。 視野が狭いこともあり、適応は限られています。 対象疾患 =経産婦の方のみが対象となります= 子宮筋腫 子宮腺筋症 子宮脱 子宮頸部異形成 上記の疾患などで、子宮の摘出が必要な方。 膣式子宮全摘術のメリット お腹に傷が残らない お腹に全く傷を付けずに手術ができるので、美容上優れている。 痛みが少なく、社会復帰が早い 開腹しないため痛みが少なく、回復が早い。 膣式子宮全摘術のデメリット 子宮の状態により、開腹手術より時間がかかる場合もあります。 子宮の大きさや可動性不良により、対応できない場合もあります。 |cai| ayb| jrx| ofo| jlv| tdk| tak| nbg| mvn| pwv| lgt| jyn| zwj| upd| gvs| joj| gxi| scg| gvo| hav| ixr| kmg| whp| vup| lze| evb| hbt| oxo| ftj| byo| ivw| qld| lwm| xlb| jzv| cnk| pam| lfz| ppi| dch| jut| svi| cnp| xec| uac| tnk| cke| ltb| wtw| rbn|