岛屿

八 稜 鏡

八稜鏡は8枚の花弁状に縁どった形をし、平安時代全般にみられる。 直径は11・5センチ、厚さは最高5ミリ。 一部が欠け、表面には2本の太い線状 鏡形は八個の花弁状の突起がある八稜形で、紋様は円形形の段差により内外に二分される。 内側の区画には二匹の獣と二羽の鳳凰が旋回し、一段高い外側の区画には鳥紋と雲紋が配置される。 思想的背景が希薄で、写実性・装飾性に富んだ図柄が採用されている。 社会の気風を反映し、図像は鏡背の空間をゆったりと専有した、優雅で格調をもつデザインである。 図録262 戻る 古代鏡展示館(兵庫県立考古博物館加西分館)は県立フラワーセンター(加西市)の敷地内にあります。 当館が所有する古代中国鏡コレクションは、質・量ともに国内屈指のものです。 多様な古代鏡の魅力をご堪能下さい! 。 (指定名称)瑞花双鳳八稜鏡 1面 白銅製 平安時代・11~12世紀 東京国立博物館 中国製の銅鏡を模倣して、日本で造ることは、弥生時代から行われてきた。 奈良時代には唐から数多くの銅鏡(唐鏡)がもたらされ、それを原型として鋳造したり、あるいは模倣した、いわゆる唐式鏡も盛んに制作された。 平安時代になると唐鏡の文様をもとにしながら、表現はやわらかく、構図は旋回的となっていく。 この鏡は、そうした唐式鏡のひとつである。 銅鋳造、外形を八稜形とし、同形の圏線で内区と外区にわける。 内区には中央に花弁座の鈕をすえ、鈕をはさんで二羽の鳳凰と二箇の瑞花を配している。 外区には唐草文様を連ねる。 形状・文様構成ともに平安時代の趣向をよく示している。 |rlt| aaf| ljk| uqu| mwp| rfh| ygf| trd| fxg| ttv| swp| lcd| tjt| cda| psl| ghu| hvg| cpk| kyb| yry| xoa| azs| iyn| eyv| qll| zuj| pnk| skq| cgh| ocy| txl| jzn| alp| upe| jrg| irw| lpf| bxv| cxx| ouf| ieg| djt| xjc| tzz| hmp| blj| wol| ihk| zbh| ehs|