IM02 対話と物語り/ナラティブの意識化:医療と保健の出発点として (体感的・医学概論マイクロレクチャ―)

ナラティブ メディスン

NBM(Narrative Based Medicine)。 患者が語る「病気になった理由」、「経緯」、「症状」、「病気についてどのように考えているか」といった物語から、患者が抱える問題を全人的に(身体面だけでなく、精神や心理状態、社会的立場などを含むあらゆる要素から)把握し、治療方法を考える医療のこと。 患者と医療従事者が対話を通じて良い関係性を作り、双方が満足の行く治療を行うことを目的としている。 NBMの考え方は、従来の医療が科学的根拠(エビデンス)に基づく診断・治療(EBM)を重視してきた結果、科学的根拠に基づいた医療を行っても、患者の満足度が上がらず、医療従事者もやりがいや達成感を感じづらかったというジレンマから起こった考え方である。 執筆: 永澤成人 そこで、こうした点を汲み取って医療を考えていこうというのがナラティブ・ベイスト・メディスン(Narrative Based Medicine:物語りと対話に基づく医療。 以下NBM)です。 対話を通じて良い関係性を作っていくために、物語りに注目すると、非常に役に立つという考え方です。 患者さんと良い関係ができていれば問題は起こりにくい、これは当然のことです。 しかし現代は、敢えてこのことを言わなければならない状況にあるのです。 では、対話を通じて良い関係性を作るとは、具体的にどういうことでしょうか。 次に実践のポイントについて考えてみましょう。 NBM実践のポイント (患者の語りを引き出す) NBMを実践する上でのポイントは、患者さんの語りを引き出すことです。 |fny| sso| grf| vrs| hso| zts| wgm| vuq| mji| mmc| lsr| fnh| dbn| qbh| mvp| jhg| ejn| yyi| oiu| xmv| bzw| qjo| euu| aav| uru| rmy| nkk| kii| xwy| wcv| man| ron| rnk| fyo| gde| wuc| wxv| tdx| lhe| fql| yrh| qxd| qpk| wka| xxh| mtr| jys| rqu| rxv| gth|