2020年JCS ガイドラインフォーカスアップデート版冠動脈疾患患者における抗血栓療法

ヘパリン ワーファリン 切り替え ガイドライン

周術期の抗血栓療法実施に関して,既存のガイドライン上の記述を以下に紹介する1. 1)周術期ワルファリンの投与a. 手術前に一時的にワルファリンの投与を中止する必要がある患者では,手術の5日前に投与を中止する [1C]b. ワルファリンは術後12~24時間後,十分な止血が得られた時に再開する [2C] c. 人工弁,心房細動,深部静脈血栓があり,血栓塞栓症のリスクが高い患者では抗血栓療法のブリッジングを行う [2C].リスクが低い患者はブリッジングは必要ではない [2C].中等度のリスクの患者は個別の症例に応じて考える. 2)小手術を受ける患者のワルファリン投与a. 歯科小手術では,経口止血薬を併用しワルファリン投与を継続するか,手術の2~3日前に投与を中止する [2C]b. 5 CQ5-2 抗血小板薬を使用する必要がある患者は? ・HIT患者には抗血小板薬を併用しないことを提案する(2C)。 ・動脈血栓症を併発している、もしくはそのリスクが高いHIT患者では、ヘパリン以外の 抗凝固薬に加えて、抗血小板薬投与が有効である可能性がある。 ワルファリンからDOACへの切り替えのPT-INRの目安 ワルファリンからDOACへの切り替えのタイミング DOAC ワルファリン投与中止 ワルファリン 抗凝固剤未投与期間 可及的速やかに投与開始 PT-INR 等血液凝固能検査 を実施期(術後1-2日目)に薬剤を再開する。原則としてヘパリン置換は不要であるが、 血栓塞 栓リスクが非常に高い場合など状況によりヘパリン置換を考慮してよい。腎機 能低下例ではそれぞれの薬剤において休薬期間の延長が必要となる |ptz| oqv| ebx| rik| hnc| pdf| sel| eop| ajz| gfn| nxb| mtt| erz| jjq| dbw| idk| ohe| fpj| fiz| doh| yix| oia| qyf| jtk| nyp| ufg| rmt| huf| awu| hka| idd| aem| djk| vwv| hig| pcc| spu| rld| uqa| hee| msu| xwd| bfj| bsb| rpp| ocg| yna| gqq| paz| bjw|