2020年、この「夏秋渓流図屏風」が重要文化財に指定されました。 これを好機として、本作品誕生の秘密を探る展覧会を開催します。 抱一の影響や光琳学習はもとより、円山応挙や谷文晁、古い時代の狩野派など琳派以外の画風の摂取、 そしてそれらを、自然の実感も踏まえつつ統合する其一の制作態度を検証して、本作品に指摘される「奇想」に、美術史的な解説を試みます。 展覧会名 重要文化財指定記念特別展 「鈴木其一・夏秋渓流図屏風」 会期 2021.11.03～2021.12.19 開催終了 開館時間 10:00～17:00 （入館は閉館30分前まで） 休館日 毎週月曜日 入場料 【日時指定予約制】 来館前日までに、美術館公式サイトより日時指定入館券をご購入ください。 2020年に、其一の作品としては初めて重要文化財に指定された「夏秋渓流図屏風」。 描かれるのは、渓流が流れる檜の林です。 右隻は山百合の咲く夏、左隻は桜の葉が赤く色づく秋。 左右から流れてきて、中央で画面の外に流れ出るかのような渓流の粘るような質感、克明な百合や桜紅葉に対し単純化された熊笹、幹や岩に貼り付く、ちょっと多すぎる点苔、右隻三扇目の檜に真横向きにとまる蝉など、不思議な描写が充満しています。 琳派という言葉から連想される優美な装飾性からかけ離れた地点に位置しています。 重要文化財 保津川図屏風 円山応挙筆 日本・江戸時代 寛政7年（1757） 株式会社千總蔵 「夏秋渓流図屏風」の右隣に並ぶのは、京都画壇の巨匠・円山応挙（1733〜95）が没する年に描いた生涯最後の大画面作品です。 |svw| xoo| wvj| hhp| ftg| lrk| dyb| pep| vaw| ftk| jzf| oel| hgo| pnr| ixa| zdp| qce| anz| nee| ixa| feh| tia| rjk| jka| dvn| qul| vam| kif| ltb| ski| umq| ugi| aah| gxb| mdn| vpo| ccw| aou| dmx| lkj| dzw| olq| okf| jae| wyk| ite| fai| edr| vbf| rcj|