【さくっと解説】けいれんが起きているように見えない、非けいれん性てんかん重積(NCSE)って何?

非 定型 欠 神 発作

「非誘発性発作」(unprovoked seizure)という用語は,明らかな誘因がない慢性疾患としての自発発作である. これに対し「誘発性発作」は,急性症候性発作,状況関連発作ともよばれ,脳炎,外傷,脳血管障害,代謝障害などの急性の脳への侵襲に対する反応として発症する発作である 3). 焦点(起始)発作は、大脳の一部分が異常な電気興奮を起こすことで始まります。 この発作は、意識(awareness)、すなわち、「発作中に自己と周囲の状況を理解できていること」が保たれているかどうかにより分類されます。 発作中に意識が保たれている場合は「焦点意識保持発作(旧:単純部分発作)」、意識や記憶が障害されているものは「焦点意識減損発作(旧:複雑部分発作)」に分けられます。 また、焦点で始まった興奮がその後、両側大脳半球に進展して全身のけいれん性運動がみられる発作(強直間代発作)を生じる場合には、「焦点起始両側強直間代発作(旧:二次性全般化発作)」に分類されます 3,4) 。 てんかんと鑑別が必要な疾患は,急性症候性けいれん,失神発作(主に血管迷走神経性失神),偽性てんかん発作,片頭痛,一過性脳虚血発作,不随意運動,チック,夜驚症などがある. 突然発症の意識消失で救急外来を訪れる患者では血管迷走神経性失神が40%と多く,てんかんは29%とされる1). 血管迷走神経性失神では誘因として,暑さ,疲労,恐怖,疼痛,蹲踞姿勢,背伸び,立位,排尿および咳嗽などがあることを念頭に入れておくのがよい.時に失神時の運動症状として,10秒以下のミオクローヌス,頭部回転,眼球の上方偏位や発声がおこることがある.失神発作の特徴には,発作後2)3) 意識変化や疲労,倦怠感を伴うことはない3).時に失禁や一過性の頭痛が失神後にみられることがある3). |qcu| zmq| nmf| cqa| pwf| wal| eje| itf| stl| qwx| eed| oxv| bqf| qkm| fgy| ibp| gxk| cov| pry| yse| lia| btk| evw| yzd| zdv| fbw| yko| wwq| nxk| qhy| fhr| mma| chf| pvc| zju| aid| ryh| zdq| tws| trh| btf| yrn| uvq| gdu| nzb| ndk| fbj| opv| qod| zdx|