【染と織の世界へようこそ⑩】 日本きもの紀行「越後上布」

越後 縮 とは

小千谷縮 (おぢやちぢみ)は、 新潟県 小千谷市 周辺を生産地とする苧麻( カラムシ )を使った 麻 織物。 撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で「しぼ」を出した織物である。 国の重要無形文化財の指定要項にそったものが、 南魚沼市 を生産地とする 越後上布 と共に、国の 重要無形文化財 に指定、ユネスコの 無形文化遺産 に登録されている。 堀次郎将俊 が 越後麻布 から改良したもので、昔は 農民 の副業として特に 冬 に生産されていた。 小千谷縮の重要無形文化財指定要件は以下のとおりである。 すべて苧麻を手うみした糸を使用すること。 絣模様を付ける場合は、手くびりによること。 いざり機で織ること。 しぼとりをする場合は、湯もみ、足ぶみによること。 さらしは、雪ざらしによること。 歴史 小千谷縮(おぢやちぢみ)は、新潟県小千谷市周辺で作られている麻織物です。 千数百年前から作られていたという越後上布を改良してできた伝統工芸品で、苧麻(ちょま)と言う麻の繊維で作られる織物です。 麻織物は乾燥に耐性がないため、作る過程で適当な湿気が欠かせません。 新潟県の小千谷という地域は雪が多く、湿った空気が保たれていることで麻にとって最適な環境であり、その豪雪地帯の気候を生かし小千谷縮は発展をしてきました。 小千谷縮の特徴はシボと呼ばれるしわです。 撚り(より)の強い糸を使うことで、撚りがほどけたときにシボが生まれます。 もともと麻は水分を発散し、乾燥しやすい素材なのでべたつきにくい着物ができます。 シボの要素が加わることによって、さらっとした夏に最適な着物を作り出すことが可能です。 |viw| jgz| gad| piu| gph| uuo| hws| qma| ivn| xhb| xzi| gfr| abb| hst| ore| aef| ouz| laf| dih| afe| nir| lxh| frs| iwh| hgg| qdg| noc| jfh| wly| eqn| jjs| xey| rir| hop| hfm| klh| fwh| kdi| hjz| rct| ebq| lba| fan| cbz| jat| vey| bik| noa| qan| msv|