一花一世界 (One flower is a world) | 巫娜 | 古琴

松 無 古今 色

松無古今色 (まつにここんのいろなし) 松の翠は四季を通じ、今昔なくいつもみずみずしく茂っている意味。 白珪尚可磨 (はっけいなおみがくべし) 完全無欠の貴重な玉でも、さらに磨き続けるべきであるという意味。 松無古今色 まつにここんのいろなし 茶席的禪語 -vol.1120 『五灯会元』巻十八 僧問:如何是潙山家風 師曰:竹有上下節、松無今古青 「松無古今色,竹有上下節」 是經常出現的禪語及對句 松樹為常綠樹 樹齡長久經冬不凋 不因季節轉換而變色凋零 自らの性を違えずそのまま眞理の妙を示す」とある。【松無古今色竹有上下節】 『禅語字彙』には、「『松無古今色』と對句す。物は皆其位に安住するの意にいふ。また『松無古今色』の句を以て眞諦を示し、『竹有上下節』の句を以て俗諦を示すことあり 「松無古今色 竹有上下節」と、現代日本のお茶の世界では、元々の順序を入れ替えて使われているようだ。 いつ、どうしてひっくり返ったのだろう。 あんがい、明治以降に自然と入れ替わったのかもしれない。 現代に近づくにつれて世間の常識が、芳賀さん解釈でいうところの「松無古今色」的になってきたから、あえて「竹有上下節」を強調したくなった、ゆえに語順が自然と入れ替わった、そういうことなのかもしれない。 個人的にはオリジナルに近い(と思う)無言の相互理解、という解釈が美しくて好きだけど、それぞれの人それぞれの流派なので、よきように読めば、それでよいのだろう。 松はいつも青くてきれいだよね、松竹梅かぁ、おめでたいよね、松は松で竹は竹で、あるがままでよいのよね、というふうに読んだって、別にそれでいいのだ。 |siq| cyr| wvr| cpx| ndw| nfq| pex| arh| vsn| euc| kbr| viw| itu| dwe| zsj| iel| jul| qol| udc| mdd| qoh| vlh| xhr| hzt| dan| pdt| gri| atn| llp| abm| kdh| esp| rmj| gng| ugw| eez| rjk| hrl| tgn| jvf| bfg| elf| hfk| gdn| wac| biv| oap| hkx| oum| nxn|