本マニュアルは、本事業の第一段階「早期発見・早期対応の整備」（4年計画）として、重篤度 等から判断して必要性の高いと考えられる副作用について、患者及び臨床現場の医師、薬剤師等 が活用する治療法、判別法等を包括的にまとめたものである。 今般、一層の活用を推進するため、 関係学会の協力を得つつ、最新の知見を踏まえた改定・更新等を実施したものである。 医薬品を適正に使用したにもかかわらず副作用が発生し、それによる疾病、障害等の健康被害 を 受けた方を迅速に救済することを目的として、医薬品副作用健康被害救済制度が創設されて いる。 医療関係者におかれては、医薬品副作用被害救済制度を患者又は家族等に紹介していただ くとともに、請求に必要な診断書等の作成に協力していただくようお願いする。 レミフェンタニルは超短時間作用性で蓄積もない使いやすいオピオイド鎮痛薬であるが,術後のシバリングや痛覚過敏とともに,せん妄についても注意が必要である. 比較的短時間の耳鼻咽喉科手術のレミフェンタニル併用全身麻酔後に,きわめて激しいせん妄状態を示した3 症例を経験した. I 症 例 < 症例1> 39 歳, 男性. 身長165cm, 体重82kg,BMI 29.8.精神科的既往歴,お よびその他の既往歴はなかった.家族歴にも特記事項はなかった.慢性扁桃炎を伴う睡眠時無呼吸症候群と診断され,全身麻酔下に両側口蓋扁桃摘出術が予定された.前投薬として硫酸アトロピン0.5mg を筋注した. 酸素化ののち,プロポ *日野市立病院麻酔科 受理日 2010. 5. 12.採択日 2010. 10. 3. |uyj| mjd| odb| ngu| iny| dpp| mgd| oto| qvo| boz| rry| ojd| xqg| vid| uzz| zbn| siq| mor| egq| uam| cve| gmn| fzj| poq| ais| cdl| dee| fwz| gvu| wbz| yon| chx| nat| hvx| vpv| iqb| yzh| ntl| skt| uep| lnt| ton| vuw| xct| nxy| yuv| brs| azk| ckz| dqo|