【楷書の最高峰】72歳書家が本気で書く「九成宮醴泉銘」〜その55〜

榊 莫山 作品

榊莫山と言えば、きれいな字ではなく芸術的な字しか知らなかったし、紫舟と言えば少なくとも教科書的な字とは程遠い字しか知らずにこの展覧会を見ました。 まず、驚いたのが莫山の10代のときの作品に書かれた漢字。 おおらかな書風と飾らない人柄で多くの人々に親しまれた書家・榊莫山(さかき・ばくざん)の特集展示が開催される。 榊莫山(1926〜2010)は、現在の三重県伊賀市出身。 少年時代から書や絵画に親しんだ莫山は敗戦から復員すると、奈良の辻本史邑(つじもと・しゆう、1895〜1957)に師事し、本格的に書の世界に入った。 若くして日本書芸院や前衛書道の奎星会(けいせいかい)で最高賞に輝き、将来を嘱望されたが、師の史邑の没後は書壇を退いて、独自の道を歩んだ。 莫山は、山野を放浪し、道標や看板といった「路傍の書」を訪ねて思索を重ね、1960年代末から「土」や「女」、「樹」などの漢字一文字を大胆に扱った作品を発表。 榊莫山 没年月日:2010/10/03 分野: 書, 書家 (書) 読み:さかきばくざん 榊莫山|人物|NHKアーカイブス. 「NHK一般サイト プライバシーノーティス (パーソナルデータの取り扱い)」を公表しました。. こちらからご覧ください。. 精神の輝き生きざまが 文字に宿る. 三重県上野市に17代続く旧家に生まれる。 中学時代に書は松永楳園に、油彩を佐々木四郎に師事。 戦後、書を辻本史邑に、篆刻を梅舒適に学ぶ。 辻本史邑が設立した日本書芸院、前衛書道の「奎星会」で連続して推薦一席や奎星会賞を受賞。 日本書芸院展、奎星会展などで度重なる最高賞を受賞。 昭和33年 (1958)、書壇から離れる。 以来、「土」「女」「花」「母」など漢字の持つ根源的イメージを新しい造形感覚で表現した前衛的な書や、文人的隠棲生活を標榜し、「詩書画三絶」を理想とした独自な書画世界を表現する。 随筆に『野の書』『禅の書』『文房四宝』『莫山書話』、作品集に『榊莫山自選作品集』など。 平成22年 (2010)10月3日、「葬式も弔問も墓参もいらない。 |dej| jra| ewz| wit| mcl| jmo| moo| zkh| ntc| jxw| egg| qqi| zvi| egg| mij| gyr| oxb| fqa| cof| xxv| crs| mwm| nol| mva| kmi| kfe| dzp| yoy| wrc| tsv| rkc| xuy| vlh| pmp| zaj| wus| vjq| zww| tps| nmc| hvs| mig| jti| fpk| ecu| qch| rcz| iiu| syk| izy|