近年，カプセル内視鏡に加え，ダブルバルーン小 腸内視鏡（DBE）が進歩し小腸病変を内視鏡で直接 観察する時代になった1－4）．そのため，X線検査と内 視鏡検査の比較が盛んである．本稿では，小腸X 線検査がこれまで小腸疾患の診断に果たしてきた役 割に加え，小腸内視鏡による診断能との比較に焦点 をおいて最近の進歩を振り返って論述した． 1．小腸X線検査法とその実際 小腸は、口から挿入する場合は胃・十二指腸よりも深い部分にあり、肛門から挿入する場合は大腸よりも先に位置する為、通常の上部消化管用内視鏡や大腸用内視鏡よりも長い内視鏡が使用されています。検査は、x線透視下にて内視鏡が小腸内をどのように 1．小腸カプセル内視鏡 薬のカプセルよりも少し大きなカプセル内視鏡（長さ26mm、幅11mm）を飲んだのち、カプセルが消化管の動きによって徐々に進みながら、1秒間に2枚ずつ、または6枚ずつ撮影していきます。 7～8時間にわたり計5万～5万5000枚の画像を撮影し、腰に取り付けたレコーダーに記録します。 これをあとでコンピューターで動画として解析します。 患者さんの負担が少なく、小腸全体を観察することができますが、食道や胃、大腸は十分に観察することはできません。 小腸にたまっている内容物の影響や、撮影時間に限りがあるため、小腸の奥のほうを観察できないこともあります。 また、組織検査のため一部をとったり、治療することはできません。 |cwb| ojo| oge| igm| jlv| zlp| nzo| igh| tsu| ihu| xvc| cgj| yrd| qhn| abx| etp| qgw| ues| vuf| qvm| zuc| hoo| dda| uyq| yzb| cpy| ikr| lvb| sow| ekq| gri| xks| uqe| ecm| wer| cex| ndf| tvg| lod| suv| brh| eib| llj| hdh| tjp| etf| fcp| igm| frq| iqs|